2. 年収アップ以外の「老後資金を増やす方法」とは?

さて、先ほど触れた通り、厚生年金のひと月の受給額が10万円未満の方は、およそ4人に1人いることが分かりました。

国民年金のみを受給する場合よりも手厚い金額である方もいらっしゃいますが、いずれも「年金だけを老後の命綱」とするにはやはり心もとない受給額であるといえるでしょう。

人は、いったん慣れた生活水準を、簡単に下げることは難しいものです。また加齢に伴い、健康面で不安が出てくるのは多くの場合、老年期です。

コツコツ貯金を続ける根気や、年収を上げるといった努力ももちろん大切ですが、ご自身で老後資金をしっかりと準備していく必要があります。

その際、効率的にお金を育てていく方法である「資産運用」を取り入れることを、おすすめします。

「みなさんが働いて稼いだお金が、今度はみなさんのために働いてくれる手段」といったところでしょうか。