マイナポイント第2弾迫る!マイナンバーカードの普及率は
マイナンバーカードの普及について、総務省のデータから見ていきましょう。交付枚数の累計は約5611万枚(2022年5月15日時点)。人口に対する割合は44.3%となっています。
また、マイナポイント第2弾の目玉のひとつである健康保険証の利用率も見ていきます。
5月8日時点で、健康保険証の利用の登録は約855万件、6.7%、公金受取口座の登録は約131万件、1.0%となっています。
マイナンバーカードについては、以下のような懸念も指摘されています。
- 申請の際、一度は直接役所の窓口に出向かなければならないなど手続きが煩雑である
- 個人情報の漏えいに対する心配がある
- 取得する必要性を感じにくい
総務省は、こうした懸念を持っている人にもカードを取得してもらえるように、以下のような取り組みをするとのことです。
- 自治体に対して先進事例を提供しつつ、申請する方の負担軽減につながる、出張申請受付や申請サポートに積極的に取り組むよう要請し、申請機会の拡大を図る
- マイナンバーカードの安全性や利活用場面などについて、未取得者に送付するQRコード付き申請書にパンフレットを同封することで周知を図る
こうした対策に取り組み、マイナンバーカードの普及を進めたい考えです。
参考資料
- auじぶん銀行「マイナポイントもらうならau PAY、6月30日から総額1億円分が当たるキャンペーン開催」(2022年6月22日)
- 総務省「金子総務大臣閣議後記者会見の概要」(2022年5月17日)
- 総務省「マイナポイントとは?」
齊藤 慧