不動産投資は「不労所得」の1つといわれることもありますが、実際のところ、オーナーがすべきことは少なくありません。
不動産投資に限ったことではありませんが、投資の利益は売却益である「キャピタルゲイン」と運用益である「インカムゲイン」に大別されます。
不動産投資におけるインカムゲインは、賃貸収入。賃貸業務とは、第三者に不動産を貸し出す「経営」ですので「労力」が伴うのです。
1. 不動産投資でオーナーがすべきこと
収益物件を取得さえすれば、不動産投資ができるわけではありません。物件取得後のオーナーの業務は次の通りです。
1.1 不動産投資ですべきこと1.入居者募集
不動産投資における収入源の1つは「家賃」です。
家賃を得るには、入居者に賃貸してもらわなければなりません。ただ待っているだけでは入居者は入りませんので「募集」する必要があります。
1.2 不動産投資ですべきこと2.契約
入居してもらえる人が決まったら、続いて賃貸借契約を締結します。契約自体は数時間もあれば終わりますが、契約書の作成等の準備が必要です。
入居者募集や契約の仲介は不動産会社に任せることもできますが、広告料や仲介手数料がかかる場合があります。
1.3 不動産投資ですべきこと3.家賃回収
さて、ここからは入居者が入ってからの業務です。ただ住まわせるわけではありませんので、月に1回、家賃回収業務があります。
家賃を口座振り込みや引き落としにすれば、継続的にかかる労力は大きくありません。しかし、入居者が変わる度に手続きが必要です。