介護保険制度の概要と仕組み

介護保険制度の運営主体(保険者)は全国の市町村と特別区(東京都23区)であり、その地域に住む40歳以上の加入者(被保険者)から徴収した介護保険料と公費を財源として制度を運営しています。

出典:厚生労働省「介護保険制度の概要」

被保険者は月々の保険料を負担する代わりに、介護が必要と認定されたときに費用の一部(原則1割)を支払って介護サービスを利用できます。

介護保険で利用できる介護サービスには、デイサービスやホームヘルパーなどの「在宅系サービス」や、介護施設へ入居してサービスを受ける「施設系サービス」などがあり、サービスの種類やサービスを提供する介護事業所は利用者が自由に選ぶことができます。

また、介護を必要とする人が適切な介護サービスを利用できるよう担当のケアマネジャーがケアプランを作成し、介護サービスの調整やサービス担当者と連携して本人の自立や家族の支援を行っています。