40~50代おひとりさまは、手取りから何%貯蓄してるのか?

老後資金を備えるとなると、基本となるのが貯蓄をすることでしょう。では、40~50代のおひとりさまは、実際に年間手取り収入からどれくらい貯蓄しているのでしょうか。同資料から実態を確認していきましょう。

年間手取り収入(臨時収入を含む)からの貯蓄割合(金融資産保有世帯)

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]令和3年調査結果」(シート8)をもとにLIMO編集部作成

40代で最も多かったのは「35%以上:15.6%」ついで「10~15%未満:14.7%」、「5~10%未満:12.6%」「20~25%未満:11.7%」(貯蓄しなかったを除く)の順でした。

50代では「10~15%未満:15.9%」ついで「35%以上:11.6%」「5~10%未満:8.7%」の順です。

40代では35%以上を貯蓄しているという割当が多く、そう遠くない老後を意識し始めている人は多いのかもしれません。

年収や生活費は個人差がありますが、いま貯蓄ができていない人はまずは年間の手取り収入から「10~15%未満」の貯蓄を目標にするといいでしょう。

また、貯蓄だけではなく、収入を上げるために転職や副業をするというのも一つの手段かもしれません。将来を見据え、今から対策を考えていく必要があるかもしれませんね。