ボーナスの平均はいくらなのか

では一般的に、ボーナスではいくらぐらいが支給されているのでしょうか。

厚生労働省「毎月勤労統計調査」から、2021年度の産業ごとの平均賞与額を確認してみましょう。

令和3年夏季賞与

調査産業計:62万9386円

  • 鉱業,採石業,砂利採取業:147万2020円
  • 建設業:89万1024円
  • 製造業:77万7704円
  • 電気・ガス・熱供給・水道業:104万7281円
  • 情報通信業:75万7766円
  • 運輸業,郵便業:45万4139円
  • 卸売業,小売業:78万937円
  • 金融業,保険業:109万6790円
  • 不動産業,物品賃貸業:73万8596円
  • 学術研究,専門・技術サービス業:69万2606円
  • 宿泊業,飲食サービス業:8万1811円
  • 生活関連サービス業,娯楽業:25万9576円
  • 教育,学習支援業:55万9584円
  • 医療,福祉:41万9538円
  • 複合サービス事業:54万6535円
  • サービス業(他に分類されないもの):27万3134円

全体の平均は62万9386円です。前年に比べて1人平均支給額は3.7%減少していますが、平均支給月数は1.36か月となり、前年を 0.01か月上回っています。

また過去6年の推移を見ると、夏のボーナスも冬のボーナスも減少傾向にあることがわかります。

出所:厚生労働省「毎月勤労統計調査 令和3年度」


産業によって大きく異なる点もポイントです。