年収600万円だと国民健康保険料はいくらかシミュレーション(東京都版)
国民健康保険料は手取りに直結
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自営業やフリーランスの方にとって、毎月の家計に響くのが「国民健康保険料」です。医療費の負担を抑える心強い制度である一方、月々の支払いはかなりの金額になることも。
こちらに加え、自営業者は国民年金保険料を毎月1万6590円支払わなければなりません。年金保険料は一律ですが、国民健康保険料は所得や家族構成で異なります。
いったいいくらの保険料になるのか、不安に感じる方もいるでしょう。
そこで今回は、年収600万円世帯にフォーカスをあて、保険料の目安をお伝えします。
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1. 国民健康保険とは何か
そもそも国民健康保険とは、日本の公的健康保険の1つです。日本は国民皆保険制度をとっているため、誰もが何らかの公的保険に加入します。
- 協会けんぽ…中小企業で働く従業員
- 組合管掌健康保険…大企業で働く従業員
- 共済組合…公務員や私立教職員
- 船員保険…船員
- 後期高齢者医療制度…75歳以上(一定の障害がある方は65歳以上)のすべての人
- 国民健康保険…上記以外の自営業やフリーランスの方など
国民健康保険には、会社等に勤めていない自営業の方などが加入します。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年5月29日更新)