「住宅ローン利用者」コロナ禍で微減へ

まずは国土交通省が2022年3月25日に公表した国土交通省住宅局「令和3年度 民間住宅ローンの実態に関する調査 結果報告書」より、新築と中古住宅向け新規貸出額の推移をそれぞれ確認しましょう。

出典:国土交通省住宅局「令和3年度 民間住宅ローンの実態に関する調査 結果報告書」

「新築住宅向け新規貸出額の推移」

  • 2017年度…7兆7247億円
  • 2018年度…8兆6874億円
  • 2019年度…9兆3519億円
  • 2020年度…8兆9817億円

出典:国土交通省住宅局「令和3年度 民間住宅ローンの実態に関する調査 結果報告書」

「既存(中古)住宅向け新規貸出額の推移」

  • 2017年度…1兆9049億円
  • 2018年度…2兆1516億円
  • 2019年度…2兆3390億円
  • 2020年度…2兆2270億円

新築・中古ともに、新規貸出額はコロナ禍1年目である2020年度は減少しています。

しかし、2017年からの推移を見ると住宅ローンを利用者は増加しています。