4. 退職金自体があてにできない時代へ。年金不安の中の備え方
転職やフリーランス、また起業など、現代ではさまざまな働き方を選ぶ方が増えています。昔に比べてまとまった退職金は貰えない方も増えているでしょう。
一方で令和4年度の年金額は0.4％下がっており、少子高齢化の今は、今後年金額が下がる可能性もあります。
平均給与もなかなか上がらないと言われている現代においては、個々人で老後に向けた対策を行う必要があるでしょう。
昔と比べて良くない部分もあれば、運用益が非課税になるつみたてNISAやiDeCoといった制度も今はあります。
悪いところばかり目が行きがちですが、今だからこそできることに視点をあてて、退職金や年金ばかりをあてにしないマネープランを立てましょう。
参考資料
宮野 茉莉子
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士（FP2級）
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事。ライフプランにあわせた資産運用の提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する「くらしとお金の経済メディア～LIMO（リーモ）～」編集長。LIMOでは厚生労働省、金融庁、総務省、財務省（国税庁）といった官公庁の公開情報等をもとに公的年金（厚生年金保険と国民年金）、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆。2級ファイナンシャル・プランニング技能士（FP2級）、一種外務員資格（証券外務員一種）、中学・高校社会科（公民）教員免許保有。3児のひとり親で、趣味は音楽鑑賞と読書（2025年3月16日更新）
