子どもの疲労困憊の予兆
とくに中学への進学は学校生活に部活動も加わることから、小学校生活と比べると帰宅時間が数時間遅くなることになります。劇的に変化した日常生活に必死になって慣れようとしていた無理がたたり、疲労のピークを迎えてしまったのです。
金曜日に休ませて金土日の三連休で疲れを取り、その後は学校生活にも慣れて元気に登校していきました。しかし、今振り返ると子どもの疲労困憊の予兆は確かにありました。
- すんなり起きられないことが増える
- 小学生の頃より眠くなる時間が早い
- 帰宅時間の早い小学生を羨む
些細なことかもしれませんが、いつもとは違う言動が増えているのは確実に「疲れている」サインです。
実は当時のクラスでは筆者の子どもよりも早い段階で早退や休みの子が続出していました。今では「同級生と同じタイミングの流行に乗れなかった人間」と笑い話にしています。
また、疲れが溜まっているだけなら休息すれば済みますが、「クラスに馴染めない」や「入った部活動がきつかった」といった問題は休むだけでは解決が難しいです。
5月や6月に入り、子どもが「本当に疲れているだけなのか」を見定めることも必要になってきます。