失われた30年はまだ終わっていない

終戦後、復興期の日本は世界も目を見張るスピードで高度成長を遂げました。終身雇用・年功序列といった日本企業特有の雇用システムで、みんなが豊かな生活や老後を夢見て仕事に邁進していた時代でしょう。

ところが、1990年のバブル崩壊。それからの日本は「失われた30年」といわれていますね。

日本で生まれ育っていると年収400万円は一般的で、目に見えて貧しくなった実感はないかもしれません。しかし、このまま現状を維持するだけでは年収400万円の価値はますます下がり、失われた40年を迎えても不思議ではないでしょう。