ランドセルは衝撃の重たさ

子どもが背負うランドセルの重さに、衝撃を受ける親は多いです。

昔と比べ、教科書は多色刷りで彩り豊かになりました。教科書だけでなく参考教材も増える中、徐々に荷物は重たくなっているのです。

2018年に国会へ提出された「教科書の重量化問題に関する質問主意書」によると、40年前の4科目分の教科書が990グラムだったのに対し、現行版の教科書は2150グラムにもなります。

さらに熱中症の懸念から水筒を持参させる小学校が増えましたが、コロナ禍により冬場も水筒が必須になる学校が増えました。

タブレットやノートパソコンが配布されるところも多いですが、その分教科書が減る(置き勉が認められる)わけではないので、単純にその分の重量も加算されます。

教科書以外にもこうした必要道具を入れることで、3~4kg以上にも及ぶランドセル。これらを背負ってよろける我が子を見て、不安を感じた保護者も多いのではないでしょうか。

昨今では一部で置き勉を認める学校も出てきたので、全国に広がることが望まれます。