世帯で1000万を超えるのは日本でどれくらい?

総務省統計局の「家計調査(2021年度) 貯蓄・負債編 二人以上の世帯 詳細結果表」(第8-2表 年間収入階級別貯蓄及び負債の1世帯当たり現在高)を参考にします。

世帯年収ごとの割合(勤労世帯)

  • 200万円未満:1.0%
  • 200~300万円未満:3.8%
  • 300~400万円未満:7.5%
  • 400~500万円未満:12.0%
  • 500~600万円未満:14.0%
  • 600~700万円未満:14.2%
  • 700~800万円未満:11.3%
  • 800~900万円未満:10.3%
  • 900~1000万円未満:7.0%
  • 1000~1250万円未満:10.0%
  • 1250~1500万円未満:4.6%
  • 1500万円以上:4.3%

平均:749万円

世帯年収1000万円以上の合計:10.0%+4.6%+4.3%=18.9%

世帯1000万円以上の家庭は全体のうち約2割いることが分かりました。共働き世帯が増えていることで所得が押し上げられていることが考えられます。

女性の有業率で確認してみましょう。

世帯主の配偶者のうち女性の有業率

  • 1000万円~1250万円未満:66.5%
  • 1250万円~1500万円未満:73.9%
  • 1500万円以上:71.4%

世帯年収1000万円以上のうち約7割は女性も働いており、共働き世帯が多いことを表していますね。

個人で見ると年収1000万円超の割合は全体の1割にも満たない結果でした。しかし、世帯で見ると1000万円超の割合は約2割となり、5組に1組は世帯年収1000万円となります。

世帯収入の平均が749万ということを考えると意外と多く感じるかもしれませんね。

世帯で1000万円を超えるためには「女性が働く」という事が大事なポイントになってくるようです。