1. 個人年金保険とは
個人年金保険とは、民間の生命保険会社などが販売する私的年金です。
毎月保険料を支払うことで、60歳や65歳など決められた年齢から年金を受け取ることができます。
一昔前は返戻率も高く、支払った保険料を上回る年金を受け取れることが一般的でした。
しかし昨今の低金利の情勢では利率が低く、その魅力が薄れたと言われて久しいです。
ただし個人年金保険にもメリットはあります。
- 毎月ほぼ強制的に積み立てられるので、「つい貯金を使ってしまう」という方でも続けられる
- 毎月の保険料は所得控除の対象になる
さらに「変額保険」という運用タイプの商品を選べば、運用成績によっては年金受給額をアップさせることが可能です。
ただし運用成績が悪ければ支払った保険料を下回るリスクもあるため、慎重に判断する必要があるでしょう。
こうした個人年金保険が老後の「お金を使い切る」にどのように役立つのか見ていきます。