年収が高ければ高いほど、学力が上がるわけでもない
しかし、収入と学力の関係は収入が多ければ多いほど子どもの学力がさらに高くなるという、単純なものではないということも分かっています。
たとえば、先ほどの表では中3では年収1500万円以上の世帯よりも、年収1200~1500万円の世帯の方が生徒の学力が高いという結果になりました。
一般的には家庭の収入が高い方が子どもに塾や習い事に通わせてあげることができ、また本もたくさん買ってあげられるため、学力は高くなると考えられます。
しかし、年収1000万円くらいを超えてくると、塾や習い事だけではなく親と子どもとの関わり方や、子どもの学習環境や家庭環境など、その他のポイントによって子どもの学力は変わってくるのかもしれません。
著者
下中英恵FP事務所
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)/第一種証券外務員/内部管理責任者
東京都出身。2008年慶應義塾大学商学部卒業後、三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社に入社。富裕層向け資産運用業務に従事した後、米国ボストンにおいて、ファイナンシャルプランナーとして活動。
現在は日本において下中英恵FP事務所を立ち上げ、資産運用・保険・税制等、多様なテーマについて、書籍や金融記事の執筆活動を行う。
主な著書として、『2022年版 株の稼ぎ技232 米国金利と日経平均の行方を成功投資家とアナリストたちから知る! 株テクニック総まとめ!』(スタンダーズ株式会社)、『2021年版 株の稼ぎ技223 (稼ぐ投資) 』(スタンダーズ株式会社)などがある。