まとめにかえて

子育て世帯にとって、悩ましい教育費。教育費の中で最もお金が必要な大学進学費用は、国公立か私立かで大きく異なります。

科目数が増えることで、受験生の負担が増す国公立大学。合格するためには、本人の努力だけでなく、親の経済的なサポートもそれ相応に必要であるといえるでしょう。国公立大学の学費は安くはありますが、子どもにかける教育費全体では、必ずしも安いわけではないとも言えます。

そして、大学共通テストや総合型選抜、学校型選抜など、大学受験を取り巻く環境は変化しています。全入時代とはいえ、行きたい大学に入れるわけではありません。

結局のところ、どこを目指すにしても、目標に向かって早い時期から準備することが1番の近道だといえそうですね。

参考資料

中野 令子