2. 滑る選手は危険な選手

フランチェスコ・トッティやロベルト・バッジョをも指揮した名将、カルロ・マッツォーネは、今から21年前、私にこう言いました。

「ジョカトーレ・シボローゾ、ジョカトーレ・ペリコローゾ(滑る選手は危険な選手)」。

つまり、簡単にスライディングする選手は、(味方を窮地に陥れるという意味で)危険な選手である、と。

事実、DF・吉田が「滑った」からこそ鳥栖は窮地に陥り、中村俊輔は十分な時間を得た上で容易くアシストを入れることができたのです。

スライディングとは、あくまでも最後の手段。この認識が広く浸透することを願うばかりです。