現代的なスタイリングを採用した「三菱・ekクロス」

三菱・ekクロス(出典:メーカー公式サイト)

三菱の軽自動車「ekシリーズ」の中でも、eKクロスは、軽トールワゴン「eKワゴン」をベースにした軽クロスオーバーSUV。

エクステリアは、ライバル車である、スズキ・ハスラーやダイハツ・タフトが、スクエアなボディデザインを採用しているのに対し、eKクロスはこれら2車のデザインとは違い、彫刻的なキャラクターラインで力強さを表現した現代的なスタイリングとなっています。

また、フロントフェイスは三菱自動車のデザインコンセプトである「ダイナミックシールド」を採用。シャープなポジションライトの下には、縦型の3灯式LEDヘッドライトを搭載し、同社のSUV「アウトランダー」や、ミニバン「デリカD:5」をイメージさせるデザインを実現しました。

三菱・ekクロス(出典:メーカー公式サイト)

インテリアはベースとなった軽トールワゴン「eKワゴン」と同じ、一般的な軽乗用車と同じ都会的なデザインとなっています。

また、eKクロス独自で、ブラックを基調とし、ブルーを差し色にしたインテリアカラーを採用しました。

さらに、メーカーオプションの「プレミアムインテリアパッケージ」は、ブラックとタンのカラーコンビネーションを採用し、カラフルなストライプパターンの生地にタンカラーの合成皮革を組み合わせる事で、軽自動車タイプのSUVでは高級感を重視しています。

クロスオーバーSUVを連想させる機構では、雪道やぬかるみで片輪がスリップした場合、空転した車輪に制動させる一方、もう片輪に駆動力を加えることで発進をサポートするグリップコントロールを標準装備。パワートレインは全車ハイブリッドで、パワフルなターボ仕様も用意しています。

オーナーレビューでは、三菱のデザインアイコンであるダイナミックシールドや、オプションのプレミアムインテリアパッケージの上質な内装に高評価を与えている人が多いです。三菱・eKクロスの価格は146万3000円からです。

軽クロスオーバーSUVの3車種の有名車である、スズキ・ハスラー、ダイハツ・タフト、三菱・eKクロスは、どれもキャラクターが異なっているので、購入を検討している場合、一度、比較してみては如何でしょうか。

参考資料

松本 健多朗