「理系出身なら安泰」ではない

日本の基幹産業である自動車産業では脱ガソリン車に向けた動きが加速しています。

国内メーカーの中でもいち早く脱ガソリン車を宣言していたホンダでは、昨年の8月に55歳以上から64歳未満を対象に実施した早期退職者優遇制度に2千人を超える応募があったと複数のメディアで報じられました。

優遇措置はEV車といった次世代エンジンの開発に力を注ぐため、技術者の世代交代を促す狙いがあるとされています。技術は日々進化しており今の技術が未来永劫続くわけではないと考えさせられる出来事です。

どの分野でも専門知識をもつ技術が廃れてしまう可能性を秘めています。常に新しい情報や知識をアップデートする必要があります。

理系の方が全体的に年収が高いというデータが出ていますが、やみくもに「理系だから安泰」ではないという現実も忘れずにいたいですね。

参考資料

中山 まち子