4. 日本電産の株価の今後のリスク要因は、SDGs・ESGでも重視される「サステナビリティ」

説明会で永守氏は、「入社1年の関氏にバトンを渡すのは早すぎた」という旨の発言をしました。

つまり、永守氏に代わる手腕を持った後継者は現在「不在」ということになります。

日本電産のこれまでの成長をサステナブル(持続可能)なものにするには、後継者の存在が不可欠です。

この点については、引き続き投資家の懸念ポイントとなり、株価の上値を抑える要素になるかもしれません。

5. まとめにかえて

CEOに再就任した永守氏。

後継者は見つかるのか。

今後も注目です。

参考資料

石津 大希