ゲウムの管理方法

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ゲウムを長く、より美しく楽しむためには日々の手入れや管理が大切です。

花がら摘み

ゲウムは次々と花を咲かせるので、花がら摘みは定期的におこないましょう。こまめな花がら摘みが株の消耗を防ぎ、より長く花を楽しめます。種を採取したい場合は、開花期の終わり頃の花に種をつけさせるといいですよ。

切り戻し

ゲウムは夏の高温多湿が苦手な植物。蒸れで株が弱ってしまうこともあるので、株を切り戻して風通しよく管理することが大切です。草丈の半分くらいまでカットして、込み合っている部分があれば透かし剪定をします。

肥料

開花期間中、ゲウムは絶え間なく花を咲かせるので肥料が必要です。肥料を与える際は、パッケージに記載された規定を守って使用しましょう。

地植えの場合、植え付け時に元肥が入っていれば、10~11月頃に緩効性肥料を追肥するだけで大丈夫です。冬を越した後は、生長期に入る前と秋頃の計2回、緩効性肥料を与えます。

鉢植えの場合も地植えと同様に、春の生長期前と暑さが落ち着いた秋の生長期に、緩効性肥料を施します。開花期は液体肥料を2週間に1回程度与えるのもおすすめです。

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夏越し・冬越し

ゲウムは高温多湿が苦手。鉢植えであれば夏の間は半日陰に移動させて夏越しをします。

庭植えの場合、日光の当たり具合や株の様子などを夏が来る前に事前に把握しておきます。心配な場合は夏前に対策しておくとよいでしょう。鉢上げして涼しい半日陰に移動させておくのもオススメです。

ゲウムは寒さには強い品種。戸外で管理しても大丈夫です。寒さで枯れてしまっても根は生きているので、春になり芽吹くのを待ちましょう。