ゲウムの育て方
栽培環境
ゲウムは基本的に水はけ、日当たりのよい場所で育てます。
半日陰でも育ちますが、花付きは悪くなります。高温多湿や極度の乾燥は苦手。夏は特に気を付けて育てるようにしましょう。
一方、寒さには強い性質も。冬の低温に当てると春に花を咲かせるようになります。
植え付け
ゲウムの植え付けは3~4月頃と10月頃が適期。地植えにする場合は、水はけのよい土壌に植え付けます。株を植えこむ約1週間前に、腐葉土やパーライト、鹿沼土などを混ぜ込んで排水性のよい土壌を作ります。
土ができたら、根鉢よりもひと回り大きな穴を掘って植え付けましょう。そのとき根鉢は少しほぐしてから植え付けます。根が土壌に定着するように水やりを忘れずにおこないます。環境が合えば、放任でも大株に育ちますよ。
鉢植えの場合は少し大きめの鉢に植え付けるのが理想的。用土は一般的な草花用培養土のほか、ハーブ用、山野草用の土もオススメです。
鉢の底穴に鉢底ネットを敷き、鉢底石を入れて、用土を半分ほど入れます。根鉢を少し崩し、土を加えながら植え付けたら完了です。その後1~2年に1回が植え替えの目安。古い根を取り除き、新しい用土で植え替えましょう。