病害虫

ゲウムは灰色かび病、アブラムシ、ヨトウムシに注意します。

灰色かび病は、褐色の斑点から灰色のカビが広がっていき、花や茎に発生しやすい病気。暖かく多湿の環境で発生するので梅雨時期は特に注意が必要です。

アブラムシは3月頃から発生しやすくなります。繁殖力がとても強く、葉や茎に付いて養分を吸汁します。

ヨトウムシは蛾の幼虫。夜に活動し、葉を食い荒らします。葉の裏に卵を産みつけるので、早めの対処が大切です。

いずれも枯れ葉や花がらを放置しない、風通しをよくするなど、日々のこまめな手入れや観察が予防になります。病害虫が発生してしまったら、拡がらないうちに薬剤を散布して駆除しましょう。

まとめにかえて

ゲウムは初心者にも育てやすく、どんな庭にも合いやすいオシャレな花。繊細でありながらも、冬の寒さにも負けない強さも兼ね備えています。

一度植えれば毎年花が咲くのも嬉しいですね。ぜひ挑戦してみて下さい。

大城 望