年収1000万円を稼げる人は一握り

個人でみた場合、先ほどの民間給与実態統計調査によると、令和2年分の年収「1000万円超 1500万円以下」に該当するのは全体の3.4%の人だけです。

男女別でみても、男性が5.2%、女性が0.7%となっており、年収1000万円を超えるのは非常に狭き門であることといえます。

一方で、世帯でみた場合、少し前の調査にはなりますが、厚生労働省が発表している「2019年国民生活基礎調査の概況」によると、「世帯年収1000万円以上」を超えているのは、全体の12.1%となります。

※編集部注:2020年の調査は新型コロナウイルスの影響で中止となっています。

個人で1000万円を超えるより、夫婦それぞれで500万円ずつや、600万円と400万円など、世帯として考える方がハードルはグッと下がります。