「つみたてNISA」買い付け額の比率トップは30代

若い世代はほんとうに運用をはじめる人が増えているのでしょうか。

金融庁の資料より、つみたてNISAの買付額の年代別比率を見ると、多いのは「30代27.8%」「40代26.9%」。住宅ローンや教育費を払いながら、老後資金も考え始める30~40代が半分を占めます。

出典:金融庁

一方で、買付額の2021年3月末~6月末の増加率をみると、最も伸びたのは「20歳代・26.0%」、「30歳代・21.1%」。

20代でつみたてNISAをはじめる方が増えていますね。

先程の「グローバルファイナンシャルスクール」の調査によれば、「老後2000万円問題」に対して新社会人の75.5%が備えの必要性を考えています。

長引く低金利に不況を経験している彼らは、それだけ資産形成の必要性を感じているのでしょう。