2月は年6回ある年金支給月でした。次回は4月15日(水)にあります。「厚生年金で月25万円もらえる人って、実際どれくらいいるの?」と気になっている方もいるかもしれません。今回は、厚生労働省の最新統計をもとに、年金の受給額の実態と、働き方の変化が将来の年金にどう影響するのかをわかりやすく解説します。
1. 厚生年金「月額25万円(年間300万円)」もらう人はどれくらいいる?
厚生労働省年金局の「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金の平均受給額(月額)は男女合計で15万289円となっています。受給額ごとの人数分布は以下のとおりです。
1.1 厚生年金の受給額ごとの受給権者数
〈全体〉平均年金月額:15万289円
〈男性〉平均年金月額:16万9967円
〈女性〉平均年金月額:11万1413円
※国民年金の金額を含む
1.2 受給額別の割合(全体:1608万5696人)
- 15万円以上の割合:49.8%
- 20万円以上の割合:18.8%
- 25万円以上の割合:2.3%
受給額の分布を見ると、月額15万円以上を受け取っている人は全体のおよそ半数にのぼります。一方で、月額25万円以上の受給者は36万5276人と、全体の約2.3%にとどまり、ごく一部に限られていることが分かります。
将来の生活設計を考えるうえでは、こうした年金受給額の現実的な水準を把握したうえで、iDeCoの活用や働き方の工夫など、自助努力を組み合わせて準備することが重要といえるでしょう。
