貯蓄を増やすあらゆる方法を考える
おひとりさまの貯蓄額や就業状況をみてきましたが、中央値の低さや雇用形態による影響なども見られました。
ひとりで生きていくからこそ、生活の基盤となるお金については真剣に考えたいもの。40~50代であれば老後まで10~20年あるため、その時間を有効に使いたいものです。
貯蓄を増やすためには転職やスキルアップ、副業、節約、先取り貯金、資産運用などさまざまな方法があります。可能性として難しいもの、リスクがあるものもありますが、考えられる選択肢から自分にできることを1つずつ試していくしかありません。
時には専門家やプロへの相談も考えながら、これからの10年、20年について考えましょう。
参考資料
- 横浜市「令和2年度 横浜市就職氷河期世代非正規職シングル女性の就労支援に向けた調査及び事業開発報告書」
- 金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]令和2年調査結果」
- 厚生労働省「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」(2021年12月)
宮野 茉莉子