40~50代「おひとりさま」のリアルな貯蓄分布と平均貯蓄額は?
今回は金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]令和2年調査結果」を参考に、まずは40代と50代の貯蓄額をみていきます。
40代の貯蓄額の平均は666万円。分布を見ると40代で貯蓄1000万円以上は17.3%です。
一方で、貯蓄ゼロが35.5%、100万円未満が15.2%。40代おひとりさまの約半分は貯蓄100万円未満だと分かります。より実態に近い中央値はでは40万円まで下がりました。
50代について見てみましょう。
40代と50代の分布を比べて印象的なのが、貯蓄ゼロ世帯が41.0%に増えている点です。一方で1000万円以上保有しているのは20.1%とこちらも増えています。
平均は924万円、中央値は30万円。貯蓄の二極化が大きくなるため、できれば40代やもう少し早いうちからマネープランを立てたいところでしょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)