ナス
1回の収穫量は多くないかもしれませんが、意外と育てやすいのがナス。少ないながらも次々に実がなるので、上手に育てると秋まで長く収穫が楽しめます。ナスの可愛らしい花も必見です。
植え付け時期
プランターで育てるなら、中型の長ナスがオススメ。4~5月頃、気温が安定した暖かい日に苗を植え付けます。プランターは30センチ程度の深さがあるものを選びます。直径が30センチ程度なら、ひと株が目安です。
生育環境
日当たりのよい場所で、乾燥に注意しながら育てます。大きなザラザラした葉は乾燥の影響を受けやすく、ハダニが発生することも。葉水をおこない適度に湿気を与えましょう。洗い流すと病害虫予防になります。
収穫まで
大きくなってきたら仮支柱で苗を支え、さらに大きくなってきたら本支柱へ取り替えて育てます。枝はできれば、主枝、元気な側枝2本の3本仕立てがオススメ。実がなったら早めに収穫しましょう。
本格的な暑さがやってくると収穫量が落ちる場合があります。そのときは枝を半分程度切って株を休ませましょう。じきに新しい芽が出てきて、夏の終わりから秋にかけて収穫を再び楽しめますよ。
枝を切るのと同じタイミングで、スコップを土に差して根を切ることもあります。枝や根が更新されて株がリフレッシュされます。施肥も一緒におこなうとよいでしょう。
まとめにかえて
今回は初心者でも育てやすい野菜を紹介しました。他にもモロッコインゲンやキュウリなども育てやすい野菜です。小さなプランターなら、シソやハツカダイコンもオススメです。
春は野菜苗が充実する季節です。お気に入りを選んで、ぜひ育ててみてください。
LIMO編集部