株式投資をする上で、配当金や株主優待を目当てに買う株を考える人もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに、実際にお金が振り込まれたり、優待ギフトが送られてきたりすると、リターンを実感しやすいです。
しかし、株式投資には「株価の値上がり・値下がり」もリターンに大きく影響を与え、なかには驚くようなパフォーマンスを見せるケースもあります。
今回は神戸物産(3038)について、「1年前に100株買っていたとしたら、株主優待・配当金・株価変動含めてトータルでリターンはどのくらいだったのか」を見ていきたいと思います。
それではまず、配当金について見ていきましょう。
業務スーパー運営の神戸物産の配当金
神戸物産の株式を2021年4月12日の終値(2,945円)で買い、持ち続けたとすると、2021年10月期の期末配当を1回受け取ることができます。
なお、配当基準日を迎えた時点でリターンが確定したとします。
神戸物産の2021年10月期の期末配当は20円でした。
そのため、100株ベースの配当金のリターンは2,000円でした。