皆さんは学生の頃、何を基準に就職先を選んでいたでしょうか。
安定しているか、年収が高いか、福利厚生がしっかりしているか、様々かと思います。
今回は、インターネットを活用した送客プラットフォーム事業を運営するガロアが2022年4月12日に発表した「大学生の就職活動・企業選びの実態調査」の結果をもとに、今の大学生が就職先選びで何を重視しているのかを見ていきます。
大学生の就職先選びの基準(仕事内容・年収・福利厚生など)
ガロアは2022年3月9日~2022年03月17日の期間で、4年制・短期大学・専門学校を含む学生455名にインターネット調査を実施し、就職活動・企業選びの実態を調査しました。
これによると、今時の大学生が就職先選びで何を重視するのかは、以下のような結果となりました。
- やりたい仕事ができる:96%
- 会社の雰囲気や価値観が合う:96%
- 社歴や社員の人柄が良い:96%
- 業績が安定している:95%
- 給料が良い:94%
- ワークライフバランスがとれる:94%
- 福利厚生が良い:94%
- 業界・企業の将来性がある:89%
- 会社や勤務場所の立地が良い:82%
- 社会に貢献できる:77%
- 企業の知名度が高い:59%
- SDGsやLGBTに対する取り組みが活発:59%
※比率は、アンケートで「あてはまる」「ややあてはまる」と答えた割合の合計
90%が「あてはまる」「ややあてはまる」と答えた項目をまとめると、「業績が良くて給料も高く、福利厚生がしっかりした会社で、人間関係が良好な中、やりたい仕事を自分のペースでできる会社がいい」といったところでしょうか。
一方、「企業の知名度が高い」「SDGsやLGBTに対する取り組みが活発」は60%を切る結果となりました。
筆者が2012年頃に就職活動をしていた頃は、
「親が安心するから、有名な●●社に就職することにしたよ」
「●●社は確かに大きい会社だけど、合コンでモテないよ?女の子で名前知っている人少ないから」
などと、主観ではありますがネームバリューにこだわる人はそれなりに多かった印象です。