2022年4月から、国民健康保険料の上限が引き上げとなりました。
ただでさえ「高い」との声が集まる国民健康保険ですが、負担が増えるとなると生活が厳しくなると感じる方も多いのではないでしょうか。
今回は「国民健康保険」に加入すべき人や保険料の決定方法について解説したのち、上限引き上げによって影響を受ける年収帯について解説します。
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国民健康保険とは。誰が加入する?
日本は国民皆保険制度をとっており、誰もが何らかの公的保険に加入します。その一つが国民健康保険です。
- 協会けんぽ…中小企業で働く従業員が加入する
- 組合管掌健康保険…大企業で働く従業員が加入する
- 共済組合…公務員や私立教職員が加入する
- 船員保険…船員が加入する
- 後期高齢者医療制度…75歳以上(一定の障害がある方は65歳以上)のすべての人が加入する
- 国民健康保険…上記以外の自営業やフリーランスの方などが加入する
このように、勤め先で加入する保険が変わります。転職の度に保険手続きが異なるのはこのためですね。