国民健康保険の保険料はどう決まるのか
国民健康保険は自治体が運営するため、保険料の決まり方は住んでいる地域によって異なります。
ただし基本となる考え方は全国で共通します。
まず国民健康保険料は「医療分」「後期高齢者支援金分」「介護分(40歳以上65歳未満のみ)」の3つから構成されています。
そして保険料は、世帯ごとに次の項目で算出します。
- 所得割:所得に応じて一定の割合がかけられた金額
- 均等割:すべての人が均等に負担する金額
- 平等割:世帯ごとに均等に負担する金額
- 資産割:世帯員の固定資産税額に応じて負担する金額
住んでいる自治体で保険料が異なる要因としては、上記の「平等割」や「資産割」がないところがあったり、それぞれ料率が異なったりすることが挙げられます。