「公的年金」受給者の人数や推移

続いて同資料から、今度は年金を「受給している人」の人数について深掘りしましょう。

年金を受給している人は何人か

公的年金の受給者数(延人数)は、令和2年度末現在で7665万人【速報値】です。これは、前年度末に比べて76万人(1.0%)の増加となります。

被保険者と同じく過去5年分の推移も確認しましょう。

年金の受給者は過去から減ってる?増えてる?

  • 2016年度:7262万人
  • 2017年度:7465万人
  • 2018年度:7543万人
  • 2019年度:7590万人
  • 2020年度:7665万人

厚生年金や国民年金ごとの人数は下記のグラフを御覧ください。

出所:厚生労働省「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」

人数は増加傾向にありますね。しかし被保険者数は減少傾向にあります。現役世代の負担は、もしかすると今後ますます高まる可能性もあります。