単身世帯は手取りからいくら貯蓄に回すのか
単身世帯の場合は、手取り収入からいくら貯蓄に回しているのでしょうか。全体の特徴と年代ごとの割合を同じように見ていきましょう。
「単身世帯」みんなは手取り収入から何割を貯蓄に回す?
- 5%未満:6.5%
- 5~10%未満:10.8%
- 10~15%未満:15.0%
- 15~20%未満:3.8%
- 20~25%未満:8.9%
- 25~30%未満:2.3%
- 30~35%未満:7.1%
- 35%以上:10.8%
- 貯蓄しなかった:34.8%
- 無回答:0.0%
「貯蓄しなかった」を除いて一番多いのはやはり10~15%未満でした。しかし「貯蓄しなかった」が34.8%というのも注目したい数字です。
単身世帯は比較的自由にお金の使い道が決めやすく、教育資金等の準備も不要です。このような背景から、そもそも貯蓄に回していない世帯が約35%もいることが考えられます。
単身世帯の「年代別」貯蓄に回す割合
年代ごとにも確認してみましょう。
- 20代:18.0%
- 30代:16.0%
- 40代:13.0%
- 50代:12.0%
- 60代:8.0%
単身世帯では60代までの調査となっています。
20代の割合が一番高く、18.0%です。30代では16%になっていますね。その後はどんどん減少していきます。
年代があがるほどに収入はあがるものですが、割合は下がっていることの一つに、「貯蓄に回す金額を固定している」ことも考えられます。
つまり収入はあがっても貯蓄額を増やしていないため、割合としては下がっているということです。