もうすぐ65歳！年金請求書が届いたらやるべき3つのこと。加給年金とは公的年金は申請しないともらえない

年金請求書を提出してからの流れ

年金請求書を無事に提出できれば、あとは振込を待つのみです。

一般的には提出してから審査が始まり、その1～2ヵ月後に「年金証書・年金決定通知書」が届きます。

その後１～２ヵ月後に「年金のお支払いのご案内」が届き、振込という流れです。
つまり、誕生日や請求のタイミングによっては、65歳になってから実際の振込まで2～5ヵ月程度かかるということです。

退職してすぐに年金を受け取れると思っている方もいるかもしれませんが、実際には受給までには結構時間が空くこともあります。

仕事をリタイヤした場合、5ヵ月無収入というのも辛いものです。
年金受給までは、退職金や預貯金で生活することになるので、その間の資金計画はきちんと行うことをオススメします。

年金請求書をそのまま放置しておけば、担当窓口から請求の案内が来ることもあります。
それでも放置した場合、年金の支給はいつまで経っても始まりません。

そして5年を過ぎると、年金の請求権自体が時効により消滅してしまうのです。
せっかく納めてきた年金保険料が、「うっかり」でもらえなくなるのは避けたいものです。

恐らく老後の生活を年金なしに考えている人は多くないと思うので、ずっと放置することは考えにくいですが、それでも実際にはあり得ることなのです。

年金請求の手続きは確実に行うようにしましょう。