国の取り組み「新・放課後子ども総合プラン」
「小1の壁」問題を解決するために、国は「新・放課後子ども総合プラン」を実施しています。
厚生労働省所管の「放課後児童健全育成事業(学童クラブ)」と文部科学省所管の「放課後子供教室」をあわせて、「新・放課後子ども総合プラン」として、総合的な放課後対策事業を行っています。
これによって、学童保育(学童クラブ)に入れなかった待機児童問題が、受け皿が拡大したことによって解消しつつあります。
「学童クラブ」は保護者が労働等により昼間家庭にいない、小学校に就学している児童が対象ですが、「放課後子供教室」は地域の子ども全般が対象となっています。そのため、共働き家庭のみならず、すべての家庭の放課後対策として機能する点は、子どもを持つ親としては助かる制度です。
ただ、施設が足りない、近くにないなど利用できないケースも多く、まだまだ取り組み途中といった印象です。