先を見据えた対策を
一般的な専業主婦世帯には平均よりも高い年収とまとまった貯蓄がありました。しかし、子供さんの大学進学や老後資金など将来のお金事情に関して不安な点もありました。
そこで「お金に働いてもらう」のはいかでしょうか。専業主婦世帯の66%が預貯金で構成されていました。預貯金で増やすことは難しいですから資産運用を検討しても良いでしょう。
もちろん預貯金と違いリスクもあるため何処までのリスクが許せるのか確認することが重要です。
お金に働いてもらう以外にも世帯の収入をあげることで老後の資金問題が解決する場合もあります。世帯によって事情が異なりますが、働き方や資産運用など色々な選択肢があるため、まずは将来のお金について考えることからスタートされると良いでしょう。
参考資料
- 総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)2020年」
- 文部科学省「国公私立大学の授業料等の推移」
- 文部科学省「私立大学の令和3年度入学者に係る学生納付金等調査結果について」
- 金融審議会「市場ワーキンググループ」(第21回)厚生労働省提出資料
徳原 龍裕