寒さもゆるみ春の足音が近づいてきました。4月になると入園や入学、入社など新たなスタートをむかえる方も多いと思います。
私の周りからも入園や入学を期に職場に復帰される方、新しく仕事を始めるという声を良く聞きます。以前に比べると男性の育児休暇なども取り上げられており国としても女性の職場復帰は後押しされています。
現代では共働き世帯が主流ですので専業主婦の世帯に比べると「金銭的に余裕がある」とイメージされるでしょうか。そこで今回は専業主婦の世帯に焦点をあて、実際にお金事情がどうなっているのか考察していきます。
専業主婦世帯の家庭のすがた
まずは専業主婦世帯の家庭がどのようなすがたしているかを総務省統計局の「家計調査報告(貯蓄・負債編)2020年」を参考に確認します。
- 世帯主の年齢 49.5歳
- 世帯人員 3.22人(18歳未満人員1.05人)
- 持ち家率 77.1%
世帯主の年齢が49.5歳、3人家族で大学進学を控えたお子さんが1人いることが確認できます。また、持ち家率が77.1%ですからほとんどの世帯が持ち家で生活されているようです。