【固定費の見直し】年収が高い方が「電気、ガス、携帯電話」を見直す傾向に
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節約のために頻繁に話題に上がる「固定費の見直し」。新生活が始まるこの春、見直しを検討されている方も多いでしょう。
一方で、見直せば節約になるとはわかっていても、「調べるのも、見直すのも面倒…」と先延ばしにしてしまうことも。
ニッセイ基礎研究所の調査によれば、固定費は年収が高いほうが見直す傾向にあるようです。具体的に見ていきましょう。
電力、ガス、携帯…次々に家庭で見直し可能へ
2016年より電力が自由化されましたが、それを機にさまざまな分野で固定費の見直しが可能となっています。
- 電力:2016年4月以降、電気の小売業への参入が全面自由化。
- ガス:2017年4月以降、都市ガスの小売全面自由化。
- 携帯電話:2021年2月以降、順次MNO、MVNO各社が新料金プランの提供開始。
上記の変更により、電力やガスは家庭で選ぶことができるように。家計負担の約4%を占めるという携帯電話の料金も、各社で順次引き下げが行なわれました。
ただ、見直しをするには家庭に合った企業や料金プランを選ぶ必要があります。
電力一つとってもサービス数が多く、まだ見直していない方もいるでしょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。