年収が高いほうが、固定費を見直す傾向に
ニッセイ基礎研究所が、2021年3月に全国の26~65歳の男女2601人に行った調査によると、男女・年代別に電力やガス会社を見直した人は以下の通りでした。
特に見直しを行っているのは男性では30代と50~60代、女性では50~60代でした。電気やガスといった固定費は年代が高いほうが見直す人が多いとわかります。
次に、大卒非大卒/年収層別でみてみましょう。
大卒を見ると、年収が上がるにつれ電気やガス料金を安い会社に変えています。
- 大卒者年収130万円未満:29%
- 大卒者年収130万円以上300万円未満:26%
- 大卒者年収300万円以上500万円未満:34%
- 大卒者年収500万円以上700万円未満:39%
- 大卒者年収700万円以上:45%
非大卒者では「年収300万円以上500万円未満」が23%と最も少ない一方で、「年収700万円以上」が41%と最も多い結果となりました。
携帯電話については大差は見られないものの、こちらも年収が上がるについて見直す割合が増えています。