お金への意識の高さが影響か
電気、ガス、携帯電話ともに、年収が高いほど料金が安い会社へ変更する傾向が見られました。
固定費の見直しは申込みをすれば行えるものですが、1社を絞るまでには数多くあるサービスを比較し、各家庭に合ったものを選び、実際に申込みをする必要があります。
一度おこなえば節約効果も高いので見直したいものですが、調べて、選んで、申し込んでとなると面倒な気持ちが勝ってしまう方もいるでしょう。
年収が高い方が見直しをおこなう一因としては、金融リテラシーやお金に対する意識の高さ、行動力といったものも関係しているように思います。
今回の調査を元に、自身のお金に対する意識を振り返りながら、固定費の見直しを検討されてはいかがでしょうか。
参考資料
- ニッセイ基礎研究所「どんな人が電力会社や携帯電話会社を料金が安い会社に変えたか?-男女/年齢層/学歴/年収層別の変更者の割合-」
- 経済産業省「電力の小売全面自由化って何?」
- 経済産業省「ガス小売全面自由化」
- 総務省「携帯電話料金の低廉化に向けた 二大臣会合について」
宮野 茉莉子