大人がわかってくれないのなら、勝手に休みましょう
何よりも大切なのは〝ちゃんと食べて、たくさん遊んで、しっかりと休むこと〟。だから小・中・高校生の皆さん、練習を毎日やるなんて「バカなこと」ことは今すぐやめましょう。
土日も休まず練習とか、日曜日に何試合もやってるなんて子がいたら、今すぐ監督さんに「そんなバカなことはやめてください」と言いましょう。監督さんに言えないのなら、親に相談しましょう。
でもそれでも大人がわかってくれないのなら、仕方ない、勝手に休みましょう。
勝手に休んだことを怒られたら、こう言ってあげればいいんです。「僕らの人生はまだ始まったばかり。なので今のうちから無理を続けていたんじゃ途中で息切れしちゃうよ」。
ついでに、「マラソンで最初っから全力ダッシュするバカなんていないでしょ」とか、下手な喩えの一つでもカマしてあげましょう。朝夕の身長差を記したメモを見せてあげながら。
それでもやっぱり休むことを咎められたら、その時は心の中でとりあえずこう呟いておきましょう。「ダメだ、この人たちは何もわかっていない」。
そして、上述の「バカなこと」を、「非科学的」とか「非医学的」とかいう丁寧な言葉に置き換えて、もう一度話し合ってみましょう。いくら猛練習が好きな監督さんや親でも、さすがにそこまで言われれば少しは今までのやり方がマズイってことに気づいてくれるはず。
それでも気づいてくれなかったら?
うーん、それはもう救いようがないってことになるので、さっさとチームを変えるなりすべきでしょうね。
すぐにチームが見つからないのなら、半年くらい何もしない時期があったっていいじゃないですか。ゆっくり考えればいい。焦る必要なんてないのだから。