さかのぼって「入院給付金」の請求はできる?
すでに自宅療養を終えている場合、請求せずに見逃していたケースも考えられます。
その場合、約款で定められた期間まではさかのぼって請求できます。そうはいっても約款は難しくて読み取りにくいため、担当窓口に確認するのが確実でしょう。
ただし、保健所等の証明書が必要になります。現在保健所はコロナ関連の対応に追われているため、証明書の発行にも時間がかかる地域が多いです。
こうした状況を踏まえ、請求は余裕をもって行うことが必要です。
「濃厚接触」でも入院給付金の対象になる?
濃厚接触に該当した場合、会社から自宅待機を命じられることがほとんどです。
しかし入院給付金が支払われるのはあくまでも「病院などと同等とみなされる施設で治療を受けられる場合」に限定されるため、治療の必要がない濃厚接触者の場合は、保障の対象外になります。