【厚生年金vs国民年金】月平均受給額の差は8万円以上！その理由とは 厚生労働省「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」から徹底検証

国民年金の平均受給額は5万6252円

厚生労働省が2021年に発表した「令和２年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」から、まずは国民年金の受給額を確認しましょう。

国民年金の平均月額（受給者数3328万1594人）

• 〈全体〉平均年金月額：5万6252円
• 〈男性〉平均年金月額：5万9040円
• 〈女性〉平均年金月額：5万4112円

1階部分である国民年金にしか加入していない自営業者や専業主婦などは、5万6252円が月額の平均受給額となります。

例え夫婦2人分の年金があっても、10万円ほどの年金でやりくりしなければいけません。