そもそも「配当」とは、どんなものなのか

ここでは、一般的な解釈をご紹介しておきます。

配当とは、1年間の営業を通じて税金を支払った後に残った利益(当期純利益)の中から、次の成長の投資に必要なものは内部留保として確保しておき、余剰部分を投資家に還元するものです。したがって、株主配当は自己株式買いなどともに「株主還元策」とも呼ばれます。

配当では、配当可能利益という考えもあり、その限度額が決められていたりもします。

配当可能利益=純資産-(資本金+資本準備金+利益準備金等)

とされており、配当にも制限があるというのが一般的な考えです。