生育が緩慢になる11~2月頃は、多くの水を必要としないのでソーキングは控えます。葉から水を取り込める銀葉種にも、頻繁におこなう必要はありません。

植物の様子をよく観察しながら、必要であればおこなうようにしましょう。

エアプランツ、管理やお手入れのコツ

次に、エアプランツを育てるときのコツを紹介します。管理やお手入れのコツを知って、エアプランツを上手に育てましょう。

風通しのよい場所で育てる

エアプランツは風通しのよい場所で育てるようにします。適度に湿気のあるところがよいでしょう。

透明なガラスの容器などは、湿気がこもりがちなのでオススメしにくい環境です。

日当たりのよい場所で育てる

エアプランツが健康に育つためには、日光も必要です。管理する場所は、日当たりのよい室内がベストですが、直射日光は苦手。レースカーテン越しの光が理想的です。

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乾燥させてから飾る

サーキュレーターが常に回っているような風通しのよい場所で管理するのが理想ですが、それが難しいときは湿気のこもらない場所で管理します。

エアプランツは濡れたままの状態が長く続くと、蒸れの原因になりカビなどが発生する可能性が高くなります。特にソーキングなど水をたっぷりと含んだ状態のときは、しっかりと自然乾燥させてから飾りましょう。

まとめにかえて

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基本のお手入れ方法をきちんと理解すれば、エアプランツのお世話はとっても簡単。100均でも手に入る、誰でも気軽に楽しめるインドアグリーンです。

エアプランツは形も可愛いですが、育てていると綺麗な花も咲かせますよ。

土や鉢が要らない分、風通しの良さと日当たりさえ確保できれば飾り方は自由自在。ハンギングにしても楽しめます。棚やテーブルに置くだけで、さまざまなテイストの部屋をおしゃれに演出してくれるでしょう。

不思議な植物、エアプランツにぜひ挑戦してみて下さい。

大城 望