「国民年金」実際の未納率は?

さまざまな事情の中、やむを得ず国民年金保険料の支払いを未納にしている方もいます。

厚生労働省の「令和2年度の国民年金の加入・保険料納付状況について」によると、その割合は2020年時点で22.8%。

出所:厚生労働省「令和2年度の国民年金の加入・保険料納付状況について」

ただし、その割合は減少傾向になっています。

国民年金「未納率」の推移

  • 2016年度:27.8%
  • 2017年度:26.9%
  • 2018年度:25.4%
  • 2019年度:23.7%
  • 2020年度:22.8%

また年齢別推移を見てみると、年齢があがるにつれて納付率があがることがわかります。

年齢階級別最終納付率

  • 20~24歳:78.02%
  • 25~29歳:68.59%
  • 30~34歳:71.14%
  • 35~39歳:74.94%
  • 40~44歳:76.20%
  • 45~49歳:77.16%
  • 50~54歳:76.80%
  • 55~59歳:84.12%

若いときは年金の優先順位が高くなくても、「老後」が迫ると無視できない存在となります。

未納があっても追納できる期間は決まっているため、早めの対策が必要になるでしょう。