現実を知ることがはじめの一歩
今回の結果を見て、老後の生活が厳しいと感じた方も多いでしょう。暗い気持ちにはなってしまいますが、「情報を知る」ことははじめの一歩。そこからどのような行動を取るかが大切です。
老後の生活に備える方法は多岐にわたります。昔からある預貯金に加えて、今は運用益が非課税になるつみたてNISAやiDeCoといった制度を利用しての投資も大切です。
備え方についても、まずは「情報を知る」ことが大切。漠然と怖がるのではなく、どのようなリスクが有るのか、自分は何が怖いのか、どのようなリスクがとれるのかを明確にしましょう。
ご自身が納得できる金融商品や運用方法が見つかれば、毎月の貯金の一部で運用を検討するのもいいでしょう。貯蓄の手段を工夫することで、リスクはあるものの、将来の貯金が増える可能性もあります。
この春、まずは調べることからスタートしてみて下さい。
参考資料
- 金融広報中央委員会家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯](令和2年)
- 厚生労働省年金局「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 生命保険文化センター「老後の生活費はいくらくらい必要と考える?」
LIMO編集部