65歳以上の働き方は

ここまで65歳以上の貯蓄事情を紐解いてきました。2000万円以上の貯蓄を準備できている世帯もあれば、少し心許ないと感じざるを得ない世帯もあったように感じたのは私だけではないのではないでしょうか。

やはり収入も少なくなると考えると、「その時は働いて稼いだらいいだろう。」と思う方は多いかもしれません。

日本労働組合総連合会が全国の45歳~69歳の有職者(1000 名)に行った「高齢者雇用に関する調査2020」によると、60歳以降も働きたい理由としては「生活の糧を得るため」(77.0%)、「健康を維持するため」(46.2%)、「生活の質を高めるため」 (33.9%)、「働くことに生きがいを感じているため」(28.8%)、「仕事を辞めてもやることがないから」(24.9%)という回答が集まったとのことです。

健康や生きがいに関するものも見られましたが、やはり8割弱の方がお金を理由としていることがわかりました。